副業解禁で労使の立場が逆転する!?厚労省のガイドラインを読んでみたよ!

仕事

こんにちは、ゆずあきです!

ついに2019年4月1日から『働き方改革法案』が施行されますね。

この時を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。

しかし、それでも副業を禁止する企業はまだまだあるでしょう。

新法案の施行によって、今後の日本社会はどうなっていくのでしょうか。

厚生労働省がガイドラインを示してくれてはいるのですが、当然のことながら文章が固くて読みにくいので、ぼくなりに噛み砕いて考察してみました。

【この記事のポイント】

1.厚生労働省ガイドラインの、気になる部分を噛み砕いてできるだけ読みやすく解説。
2.副業解禁による企業側のメリット、デメリットとは。
3.副業解禁による労働者側のメリット、デメリットとは。
4.副業は本当に解禁されるのか考察します。
5.『何故、副業解禁によって労使の立場が逆転し、社会の構図が変わると考えるのか』に対しての結論。
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厚生労働省のガイドラインを読んでみた

厚生労働省のホームページからガイドラインの中身をちょいと読んでみましたので、気になった部分を抜粋して考察してみたいと思います。

副業・兼業に対する労働者・企業のそれぞれの思い

どうやら国としては我々労働者が副業に対して前向きであることを把握してくれていますね。

また、企業側の目線として懸念材料が少なくないことも理解しているようです。

労働者が副業を希望する理由

  • やりたい仕事をやりたい。
  • スキルアップしたい。
  • 所属企業では活かされない資格を活用したい。
  • 収入を増やしたい。

のような記載があります。

ぼくはもちろん副業肯定派ですが、個人的な副業を希望する理由とも概ねズレが無く、わかってくれているなと感じています。

この記事を読んでくださっているあなたも副業に興味がある、もしくは副業を始めている方だと思います。

ゆずあき
ゆずあき

国としてこのような我々の心情を理解してくれているというのはありがたい事ですね。

企業側の目線から見る課題・懸念材料

我々の思いとは裏腹に、企業側からすれば前向きに考えてもいられない大きな懸念材料がいくつかあります。

  • 自社での業務がおろそかになるのでは。
  • 情報漏えいのリスクがある。
  • 競業、利益相反になる。
  • 副業、兼業にかかる就業時間や健康管理の取り扱いのルールがわかりにいくい。

などです。

企業側としては、自社にとって不利益になる部分を心配しています。まあ当然ですが。

上記の内容をわかりやすく言い換えると

  • 「副業に情熱を傾けすぎて自社での業務に支障をきたすのでは…。」
  • 「内部情報や機密情報が副業先に漏えいしてしまうのでは…。」
  • 「自社とのライバルとならないか、利益が相反する取引が行われないだろうか…。」
  • 「誰がどこまで労働者の管理を行うべきなのかわかりにくい…。」

ということですね。(難しいので一部間違ってたらごめんなさい(-_-;))

このような心配事が解消されない限り、企業側が前向きに副業を推奨するのは難しいのではないでしょうか。

1号
1号

大丈夫、ぱぱ?説明が危なっかしいよ?

ゆずあき
ゆずあき

頑張って勉強しながら書いたからね…。

1号
1号

要するに、会社としては自分たちに迷惑かかるんじゃないかって心配してるってことだよね?

ゆずあき
ゆずあき

おもえ小学生のくせに頭いいな。

ぼく達が労働時間以外の時間をどう使おうが勝手じゃないか!

実際に行われた裁判においても『労働時間以外の時間はどのように使おうが自由である』という判例があります。

ですが、『ただし』書きとして、先ほどの『企業側の懸念材料』にもある通り、

  • 業務に支障をきたす場合。
  • 企業秘密が漏えいする場合。
  • 企業の名誉、信用を損なう行為。
  • 企業の利益を害する場合。

これらの行為がある場合は制限が許されるとされています。

当然の事と言えば当然の事ですよね。

モラルを欠く行為は慎むべき、というのは社会人として最低限守らなければならないルールだと思います。

最低限モラルはしっかりと持って堂々と副業に取り組みましょう!

1号
1号

人に迷惑かけるなって、ぱぱいつも言ってるもんね!

ゆずあき
ゆずあき

その通り!えらいなー1号は♡

労働者側のメリット

この記事を見ているあなたも、ぼくと同じように副業に対するメリットを感じていると思いますが、具体的に我々労働者側のメリットを考察します。

ガイドラインでは

  • 本業で安定した収入を確保しながらスキルや経験値アップに取り組み、将来への自己投資が可能となる。
  • 本業から得た収入を基に自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
  • 安定した収入を確保しつつ、リスクを最小限に抑えながら起業・転職に向けた準備・思考ができる。
  • 収入が増える。

のような内容が挙げられています。

まさにその通り。

いきなり現在の収入を捨ててゼロの状態になるというのは現実的ではありません。

先日更新した【天国か地獄か】憧れのフリーランスを徹底検証してみた!【脱社畜】の最後にも書いているように、安定した収入を確保し日常の生活をキープしたまま新たなステップへの準備を進められるというのは大きなメリットとなります。

しかし、気を付けなければいけない点もあります。

  • 本業終了後に副業に取り組むため、労働時間が長くなる可能性が高い。健康管理には十分に注意しなければならない。
  • 職務専念義務、秘密保持義務、競業避止義務を意識することが必要である。
  • 副業に対して雇用保険等の適用の有無について留意する必要がある。

などです。

難しい言葉が出てきたので説明します。

  • 職務専念義務…自社の仕事をおろそかにせず、やるべき事はやらなければいけない。
  • 秘密保持義務…自社に不利益になる内部情報などを漏えいしてはならない。
  • 競業避止義務…同業種にて副業を行い、自社にとって不利益な行為を行わない。(情報漏えいしたり、自社で得たノウハウを利用することで自社を脅かしてはならない等)

噛み砕くとこんな感じです。

 

張り切って副業に取り組んだはいいが、のめりこみ過ぎて体調を崩して自爆、なんてことにならないように注意しましょう。

また、今までお世話になった(実質まだお世話になっている)自社に対して不利益になるような行為もモラルに欠ける行為だと思います。

社会人としてのルールを守るという事を忘れずに。

1号
1号

会社を踏み台にして着々と起業や転職の準備を進めるってことだね!

ゆずあき
ゆずあき

…言い方がアレだけど、まあそういうことだね。

1号
1号

でも働き過ぎて体壊さないでね(´・ω・`)

2号
2号

ぱぱが倒れたら2号お風呂入れない!

ゆずあき
ゆずあき

おまえ達…(ホロリ)

企業側のメリット(本当にメリット?)

ガイドラインを読んでみたところ確かに前向きに考えるとメリットかもしれませんが、労働者側のメリットと比べれば『取って付けた感』が感じられる内容に思えます。

企業側にとっては脅威に感じられると思うんですが…。

  • 労働者が社内で得られない知識やスキルを獲得することができる。
  • 労働者の自立性・自主性をい流すことができる。
  • 優秀な人材の獲得、また流出の防止ができ、競争力が向上する。
  • 労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れる事で、事業機会の拡大につながる。

とあります。

これってどれも企業にとって危険を含んでいませんか?

会社から一歩出ると、世界が広かったことに気付くでしょう。

新たな人脈が必ずしも優秀な人間を元の会社に返そうとするでしょうか。ヘッドハンティングされたりしませんか?

きっと、会社に留まって社畜として生きるよりも自らが起業しよう、外の世界で出会ったこの人に付いて行こう、というような革命が起こる可能性は決して低くないと思われます。

副業って本当に解禁されるの?【副業解禁されない説】

ここまでは副業が解禁された後の話でしたが、では本当に副業が解禁されるのか、について考えていきます。

実はガイドラインに弱気な記載が見られた

『企業の対応』という項目があります。

その中で

『裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である

『原則、副業・兼業を認める方向で検討することが求められる

なんやそれ!弱っ!!

すっごく逃げ腰な文言を見つけてしまいました。

法案としては施行されるけれど『法的な拘束力は無い』という事じゃないですか、これ?

企業側に判断をゆだねている状態ですよね?

結局、企業側が認めなければ副業は解禁しなくてもオッケー!(なの?)

なんやそれ!!

この法案はとても素晴らしいと思ったんですが、結局は『副業解禁を推進するだけ』の法案だったということでしょうか。

先ほどもお話しした通り、企業側にとってはメリットよりも脅威となる可能性が高いとも取れる内容であるが故に、強制力が無いとしたら結局は副業が解禁にならないのでは、と思ってしまいました。

あなたはどう思いますか??

ご意見ある方がいればコメント欄に書いていただけるとありがたいですm(__)m

結論、副業解禁で世の中はこう変わる?

はい、ここまで色々なお話しをしてきましたが、どうでしょうか。

副業解禁にならない説

もあり、まだまだどうなるかはわかりませんが、とりあえず「副業が解禁になったらこうなるんじゃない?」っていう説をお話ししていきたいと思います。

あなたは愛社精神がありますか?

ぼくはハッキリ言ってありません。

収入を得るためのツールのひとつであると考えています。

同僚とは仲良くしてもらっていて日々の仕事が辛いとかは無いのですが、どうも上層部の人間の考え方が気に入らないです。

あまり語ってもただの悪口になってしまうので詳しい言及は避けますが、とにかくぼくの会社は論理崩壊のパワハラ勢い体質です。論理的で賢い方も少数はいますが。

同僚とは仲はいいものの、向上心を感じられる人間はごくわずか。

大きい会社とは言え、今後の発展が期待できません。

このような状況から副業に対する思いが高まったという経緯があります。

あなたの会社はどうでしょうか。

愛社精神を持たせられない会社は捨てられる時代

今の世の中、社畜として生きる以外にも収入を得る方法はいくらでもあります。

もちろん【天国か地獄か】憧れのフリーランスを徹底検証してみた!【脱社畜】でも書いているようにかなりの努力は必要です。

それ以外にも収入を得る方法が存在するわけです。

それでなくてもただでさえ人口減少にある中、そのような仕事に人材が流出し、企業は人手不足にあえいでいます。

会社自体に納得できる収入や将来性、快適性などのメリットが無い限り、古いスタイルの企業はどんどん人材が流出し成り立たなくなっていくのではないでしょうか。

そこで重要になってくるなのが『愛社精神』です。

現代は他人に興味が無い人間が増えていると言われています。同じように、昔みたいに「会社にお世話になっている」という認識が消えつつあります。

小売業でも、昔は「日曜日に休むなんてあり得ない!日曜日働きたくないならスーパーなんて辞めちまえ!」だったのが「土日休みでもいいので働きませんか?」に変化しています。人材確保に必死です。

ただでさえ人材確保が困難である中、更に副業先に人材が流出する可能性が出てくるのです。

「ぼくはこの会社が好きです。この会社に就職できて良かった!」と思えるような企業でないと今後は生き残るのが厳しくなってくるかもしれませんね。

今後は労使の立場逆転は更に顕著になり、いつまでも偉そうにふんぞり反っているような企業は愛想を尽かされていくでしょうね。

「社長様が一番えらい!」から「労働者様ありがとうございます!」に変わる時代が来そうです。

まとめ

1号
1号

ぱぱ自身すごく勉強になったんじゃない?

ゆずあき
ゆずあき

そうだね。でも、これはすごく大事なことだから頑張って書いたよ。(1号のやつ、えらそうだな)

概ねズレてはいないと思いますが、いかがだったでしょうか。

今後、企業と副業の付き合い方がどうなっていくか、これからも注視していきたいと思います。

 

それではこの記事のまとめです。

1.労働者にとっては、働き過ぎになる可能性以外のデメリットは無い。むしろ夢が広がる!
2.企業側は戦々恐々。人材流出の恐れあり。
3.ガイドラインが弱気で本当に副業解禁になるのかちょっと不安。
4.愛社精神が希薄な会社は人がいなくなるかも。
5.労使の立場が逆転するかも。たぶんすると思う。
終わり
仕事
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